金・銀・金銅・銅・鉄製小型宝塔
廿日 乙亥 晴。
広木上宿遺跡の小型宝塔
美里町の「遺跡の森館」に行って、同町広木上宿遺跡で発掘された小型宝塔の複製品を見学してきました。
以下、遺跡の森館に置いてあったパンフレットからの転載です。
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「広木上宿遺跡小型宝塔」
平成4年9月、県道バイパス工事に先立つ埋蔵文化財発掘調査により、美里町広木地区の広木上宿遺跡の小さな土坑から金・銀・金銅・銅・鉄の異なる5種類の金属より作られた小型宝塔と小型未開敷蓮華が漆箱に収められた状態で発見されました。
金製は21.4金、銀製は純銀に近い95%、金銅製は銅地に金鍍金もので、何れも極めて精巧に作られた美術工芸品です。
製作技法から平安時代末期から鎌倉・南北朝時代が推察されますが、埋納時期は周辺の遺構から南北朝時代と考えられます。
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これは儀式に使用するもので、決して美術工芸品として製作されたわけじゃないだろ、という突っ込みは置いておいて、これらは、高さが4㎝ほどの非常に小さいものです。
実物は埼玉県大里郡にある埼玉県埋蔵文化財センターに保管してあるようです。