中前勉荒行班主催「『吾妻鏡』荒行本番2007」

昨日16時から本日12時まで、都内某所で行われた、再興中世前期勉強会荒行班主催による、徹夜で『吾妻鏡』を読もう、という試み。
当然(?)参加してきた。

参加人数は7名。うち、1名は所用のため16日のみの参加。

私のレジュメが完成せず、遅刻してしまったお陰で、定刻から1時間ほど遅れて開始。

5人の報告者のうち、私の報告は2番目、20時30分頃から開始。
寛元2年(1244)の記事で、最近の私の研究に直結しているのですが、レジュメを作ってる際に、当初の構想とは全然違う結論が見つかったので、そちらをメインに据えてみた。
『鏡』を「読む」というよりは、所謂普通の研究報告っぽくしてみましたが、何故か、今回では一番短い報告に(笑)。正直一番盛り上がらなかった(笑)。

朝4時30分頃に10分だけ眠ろうと目をつぶったら、そのまま6時くらいまで寝てしまう羽目に。

結局完走者は2名。お疲れ様でした。

12時に宿を出て、その後はボロボロになりながら駅に向かう。
疲れた。 とにかく疲れた。

皆と別れて駅の近くの古本屋に寄ったら、掘り出し物を幾つか発見。

国史大系百錬鈔』
稲垣泰彦・永原慶二編『中世の社会と経済』(東京大学出版会。1962年)
佐々木銀弥『荘園の商業』(吉川弘文館、1964年)

百錬鈔』は安かったし、『中世の社会と経済』もコピーを大量に取った(しかも一つ一つが長い論文)ことがあったのですが、原本が安く売ってたので即買い。

もう、何やってるんだか…。