宝戒寺五輪塔

六日 辛卯 陰。申剋霰降。

(2005年1月3日撮影)

宝戒寺本堂北側に安置してある小型の五輪塔。地輪に銘があるが、
元亨二二(四)年□□
十月□九日
と読めた。
形式的には鎌倉末期というよりは南北朝以降であるとは思うが、銘は或いは「永享」かも知れないが、「永」ではなく「元」であると思う。
元亨4(1324)年10月26日であれば北条貞時の13回忌に当り、追善供養の為の建立である可能性が高いのだが…。