中前勉鎌倉遠足

中前勉の鎌倉遠足に参加してまいりました。
10時に鎌倉駅西口と言うことで、朝7時14分の新宿湘南ラインに乗り、一路鎌倉へ。
遠足前は興奮して寝れなかったので(←大袈裟)、ゆったりと睡眠したかったので、奮発して(?)グリーン車に乗ったのは良い物の、結局古文書の勉強(実は下らないメールを打ってただけ)をしていたせいで全く寝れず(笑)。
大船駅で、朝食に肉味噌蕎麦を食べて横須賀線に乗り換えて鎌倉に。
集合時刻30分に到着して、流石に誰もいないだろうと思ったら、既にばつ丸さんと釈由美子が好きさんがおりました。
徐々に人が集まり、時間になると江ノ電に乗って稲村ガ崎へ。

今回は「前浜を歩く−此岸と彼岸の狭間−」と題しまして、稲村ガ崎から前浜を通って和賀江島まで歩くというもの。
回った史跡は、

・稲村ガ崎
・十一人塚
・御霊神社
・甘縄神明宮
・和田塚
六地蔵
由比ガ浜
・一の鳥居
・元八幡
・来迎寺
五所神社
・実相寺
・荒居閻魔堂跡
・九品寺
・弁ヶ谷
・補陀洛寺
光明寺
和賀江島

というものでした。
今回は前日の古田土さんの報告や、猫ひぢりさんの影響なのか、皆さん石造物を熱心に見ておられました。僕も人の事は言えませんが(笑)。

稲村ガ崎では、『太平記』で知られる元弘合戦の際、新田義貞が黄金の太刀を海中に投げ入れた、という場面を何故か三脚を持って演じることになってしまいました(三脚の使用はこの日はここでだけ…)。

今回も色々新しい発見がありました。
来迎寺の伝三浦義明・多々良義春五輪塔は、以前は鎌倉初期かな〜と思っていましたが、改めて見ると安山岩製で鎌倉中〜後期の様式のように思えたり、恥ずかしながら九品寺が新田義貞開基の寺院であると初めて知ったり、光明寺の開山塔を初めとする江戸時代の無縫塔群が、他では余り見ないほど巨大で太いものだったり。

非常に面白い遠足でした。飲み会も(笑)。