足利義兼と樺崎寺

正治元年(1199)3月8日
足利義兼、46歳で没し、足利の樺崎寺に葬られる。

この樺崎寺、義兼の開基で、鎌倉〜室町初期までは足利氏の廟所として栄えました。
現在は義兼の廟所として八幡宮が残るのみで、廃寺となって久しいのですが、なんと今年の1月29日に国指定史跡となったそうです。
しかも、今年2月12日には発掘現場の公開もあったそうです。
いや、全く知りませんでした。その9日前には、鑁阿寺の鎧年越しを見に足利に行ったにも関わらず・・・。
非常に悔しいです(苦笑)。
この樺崎寺跡、堂宇は残っておりませんが、堂宇のあったと思われる跡や浄土庭園の名残である亀池、何より足利氏の廟所があったと思われる場所が現在でも確認出来るので、興味のある方は是非(笑)