謹賀新年

一日 乙酉 晴。

謹賀新年。
昨年はお世話になりました。
本年も宜しくお願い申し上げます。
恐惶謹言。

平成十七年正月朔日 亜季多幸孝(花押)

(2004年12月28日撮影)

さて、本日は世田谷美術館に、
紀伊山地の霊場と参詣道」 世界遺産登録記念特別展「祈りの道 吉野・熊野・高野の名宝」
を観覧してきました。
いきなり元旦から中前勉遠足班の活動開始です(笑)。
参加メンバーは井上さん・進一さん・高遠さん、そして私の4人。駅での集合時には私と井上さん・高遠さんの3人で、「これ以上はもう来ないよね。ちょっと集合時刻より早いけど、行っちゃおう」と動き出したら、高遠さんに進一さんより電話が。進一さんは明治神宮に参詣に行っていたらしいのですが、携帯から掲示板を見て企画を知り、急遽参加されるとのこと。それにしても皆様元旦からご苦労様です。
美術館への道は、百人一首が刻まれている、という趣。しかし、踏みつけていいものなのだろうか(笑)。雪が残っていたのが残念でしたが。
美術館のレストランで高いランチ(笑)を食べていると進一さんが合流し、いざ、展示へ。
個人的に興味深かったのは、金峰山寺蔵「木造聖徳太子像」、奈良天河代弁材天社蔵「延元2年正月24日付後醍醐天皇綸旨」「興国4年12月27日付後村上天皇綸旨」、高野山金剛峰寺蔵「弘安7年10月21日付高野山町石建立供養願文」「町石埋納経石」、そして和歌山道成寺蔵「木心乾漆千手観音立像」でした。